視覚障害者ボウラーへの補助

1. ボールピックアップ

指穴を上に向けたボールに、視覚障害者ボウラーの手を触れさせる。

2. アプローチ上の誘導

ガイドレールを使用する視覚障害者ボウラー(画像)

必要に応じて、視覚障害者ボウラーがボールを持ったらアプローチ上へ誘導し、ガイドレールに空いている手をそえる。
投球後、アプローチからボウラーズベンチまで誘導する。

3. ボールの軌道・残ピンの情報

ボールがスパットを通過した際の板目の枚数と、当たったピンの番号や角度、 残ピンの番号を伝える。

例:「12枚目を通って3番と6番の間に当たり7本倒れ、残りが1番、2番、4番です。」
「10枚目を通り1番、3番に厚く当たり、4番、9番が残りました。」

2投目についても同様に伝える。

ピンの番号(画像)

4. スコアの確認

ある程度フレームが進んだ時点で、得点の途中経過を伝える。

例:「5フレー ムが終わって62点です。」
ボウラーから聞かれた場合はその都度伝える。

ゲー ム終了後には、そのゲームの得点とトータル得点も伝える。

5. スコアカードの記入

試合の際、スコアカードの必要事項・得点・サインは、ボウラーに確認の上で代筆する。

視覚障害者ボウリングとは(関連ページ)

視覚障害者ボウリングの特徴
視覚障害者ボウラーへの指導のポイント
視覚障害者ボウラーへの補助

本文はここまで